軌道エレベータについて考察

ども。
アニメ「キディ・グレイド」とその続編「キディ・ガーランド」を見て思ったこと&考察
作中で、宇宙船は地上から宇宙へ行く際、軌道エレベータで宇宙まで運び、そこから宇宙空間へと旅をする。逆に、宇宙空間から軌道エレベータへと行き、そこからゆっくり地上へ降ろす。
って設定でした。
これってよーく考えたらとてもうまい使い方だよね。将来的には最も確立できる運用方法だと思う。

なにしろ、乗組員はキビシイ訓練しなくても良いし、大気圏突入なんて危なっかしいことはないし、何トンもの燃料垂れ流して数キロしか運べないとかもないしね。よって、かなりのコストが削減できる。ランニングコストもメンテナンスコストも両方だよ。

ただねー、はたしてどうやって数万キロものカーボンナノチューブを作るか&メンテするか。これ一番の課題。これさいクリアすれば、日本のリニアモーター技術を駆使してなんとかできる、かもしれないですね。実際、どこかの政権が選挙前にばらまいた金だけで建造可能という試算も一つのデータとして出ています。

もっとも、技術面でクリアしたとしても、その次に待っているのは政治的な問題。テロの絶好の標的♪途中で爆破されたらどうなるのかな。下の方は地上に真っ逆さま、上の方は遠心力で飛んでいき、宇宙のゴミとなる、って感じなのか、、、わからない。

それに、例えば、日本にできたとしたらアメリカ・EU連合が猛反発するだろうな。逆にEU内にできたらアフリカ・中東連合が猛反発。アメリカにできたらこりゃもうEU以外のほとんどの国が反発するだろう。

まったく、政治が関わるとロクなことにならない。

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