なんかかなり昔のニュースなんですけど驚いたんで書いときます。
TIが1セルリチウム二次電池用の電源ICを出したそうです。特徴はなんと言っても昇圧と降圧のハイブリッドだそうです。
どういう事かというと、リチウム電池は満タンの状態で4V、切れかけの状態で2.7Vと出力電圧がかなり変動します。これでは、3.3Vデバイスなんかに繋ぐときは一度5V位に昇圧してから3.3Vに降圧する必要があったのです。効率悪すぎ。
しかーし、このTIが出したTPS63000を使えば大丈夫。昇圧と降圧の回路をワンチップにしたとか。つまり、電池電圧が3.3V以上なら降圧、3.3V以下なら昇圧と自動的に切り替えてくれる。しかも、変換効率は最高で95%、、、出力電流1.2A、、、
でもパッケージがSON、つまり電極パッド。誰が半田付けするん?まあ、リフロでも作って電源回路研究科のネタにでもしようかな。