ってかそもそもNiosIIについて雑記

すんません。早とちりしすぎました。

FPGAってICがあるんですよ。今巷で噂ですね。主にニコ技内で、、、

いやいや、日常生活面でも結構増えてきてますよ。

ってことは置いといて、

FPGAってのは、内部を書き換えられるICなのです。簡単に言うと、「デジタル回路講座」とかでやったようなANDとかORとかNANDとか、それがたくさん入ってて(ここまでは普通のマイコンと同じ)、それらを自在にユーザーが操れます。

ココまでの話ならば、「まあ、モータードライバのデコード程度にちょっと使おうか」とか「7セグデコーダ程度に使おうか」とかその程度しか用途が思い浮かばないと思います。

ふふふ、、、あまいあまい

マイコンなんかもFPGA内に作ることができる!!

これ聞いたらFPGAのこと無視できないでしょ。

しかも、自分で好きな機能を好きなだけ付加することができる!!

どういうことか、

前述の通り、内部を自由に書き換えれるので、CPUのコア入れて、そのCPUにはキャッシュを8k入れて、ついでに自分で作ったカスタム命令も入れて、USB I/Fを入れて、メモコンを入れて、I2Cを3ch入れて、UARTを6ch入れて、、、っというレベルで書き換えできるのです。

ポイントは

好きな性能のCPUをチョイス

自分で設計したオリジナルCPUもチョイス可能

オリジナルのカスタム命令をセット可能

メモリマップ、ペリフェラルも好きな分だけチョイス

これだと、必要な機能を持ったマイコン探しに時間を掛けなくて済みますね。また、必要ないピンの処理に困ることもありませんね。

でも、こんなに自由だと設計するの大変なのでは?

そんなことありません。

AlteraってFPGAベンダーなら簡単(私はここをものすごく推奨)。

GUIベースの画面でマウスを使って楽しく作れます。

で、このAlteraが自社FPGA用に開発したCPUがNiosIIです。

性能の悪い物から順にNiosII/e,NiosII/s,NiosII/f。でも、NiosII/eでも十分すぎる性能が出る。NiosII/fで最高速はSH-3並だとか、、、あ、ちなみに、デュアルコアだろうがクアッドコアだろうがリソースが許す限り構成可能。

ただ、良いことばかり見えても悪い面もある↓

・消費電力が普通のマイコンに比べ高め。

・最低必要部品が多い。FPGA本体+パスコンたくさん+コンフィグROM+JTAGダウンローダー+メモリ(無くても良いが結構キツイ)

・性能比で見るとよほど高性能マイコンでない限りFPGAの方が割高

・必ずしもタダで全てのIPが使えるというわけではない

何はともあれとりあえずはAlteraのHPへ行きましょう。

ザイリンクスユーザーの方ごめんなさい、、、

気になるようであれば、ザイリンクスってベンダーと、Latticeってベンダーも紹介しておきます。

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