‘考察&雑記’ カテゴリーのアーカイブ

NiosIIライセンスについて雑記

2010 年 5 月 3 日 月曜日

いろいろ調べたのでバックアップ。

今まで勘違いしてたけど、NiosIIにはライセンスが必要。しかし、ロイヤリティは不要。

要は、一回IP代払っとけば後は使い放題ってことです。

で、ここらへんが結構ややこしい。

まず、

NiosIIにはNiosII/e,NiosII/s,NiosII/fの三つのグレードがある。

そのうち、NiosII/eはライセンス、ロイヤリティともに不要。要は、タダで使いたい放題。コンフィグROMに焼くことも可能。

しかーし、NiosII/s,NiosII/fはライセンス必要。つまり、本格的に使いたければお金がかかる。その本格的にってのは、論理合成したデータをROMに焼くまで。じゃあ、本格的ではなかったら?それはタダで使える。

つまり、

NiosII/e→何しようがタダ

NiosII/s,NiosII/f→コンフィグROMに焼くならライセンスが必要。でも、データをFPGAにダウンロードならタダでできる。FPGA内にとどめることしかできないからFPGAの電源を切らなかったらデータはずっと残ったまま。(もちろんライセンスってお金かかりますよ)

まあ、評価ボードとかで軽く練習、程度なら困ることはありませんね。ロボットに載せるとか、オリジナルFPGA基板でニコ技的な何かを作るとか、そんなのだったらライセンスは欲しいところ。

IPってムズカシイ。でも、製作者さんの製作物を尊重する面でもちゃんと勉強しておきたいものです。

USB3.0について雑記

2010 年 4 月 18 日 日曜日

よーく考えてみよう。

PCI Express X1の電源端子は3.3V3Aらしい。つまり、10Wの出力。

一方。USB3.0は1ポートあたり900mAらしい。USBの電源電圧は知っての通り5V。つまり、1ポートで5W。

え?PCI Expressで二つのUSBポート分の電源しかまかなえないじゃん。しかも、他にも昇圧ステップアップコンバータの消費電力とか、コントローラの消費電力とか、、、無理ですね。(市販品はシリアルATA用の電源端子から入力したりしています)

規格委員もよくこんな思い切った数値にしたもんだな。

ってことはさておき、

USB家族たちのあの執拗なまでに後方互換性を求めるのはGJ。USB3.0のBタイプは上になんか付いてるし、Miniタイプは横になんか付いてるしww

まあ、これくらい執拗にならないとUSBみたいなオールマイティな規格はできないわけですな。

でもねー、あんなに端子が増えたら組み込み機器の設計するとき大変なんだよ!!

光規格とか出たら受光モジュールができてまだ楽かもね。

ただ一言言いたい。ケーブルの値段高いよ!!

さあみんなでショルダーフォンを買おう

2010 年 4 月 11 日 日曜日

最近、子供には携帯持たすなとか何とか言ってるけど、ようは、

・ネットに繋いでいかがわしいサイトに行くのを防ぎたい

・いかがわしいメールが来て、それに釣られるのを防ぎたい

の二つの目的なんだろ。

それならさ、子供は全員ショルダーフォン以外所持禁止って法律作ればいいんじゃね?

いや、でも、冗談抜きで、画面はモノクロ、メールと電話機能のみっていう電話機の方が電池も持つし、小型化できるし、操作は簡単だし、扱いが乱雑でも壊れにくいし、ネットつなげれないし、、、などなど、子供には良いことばかりだと思うよ。

ちょっと思ったことでした。

軌道エレベータについて考察

2010 年 4 月 9 日 金曜日

ども。
アニメ「キディ・グレイド」とその続編「キディ・ガーランド」を見て思ったこと&考察
作中で、宇宙船は地上から宇宙へ行く際、軌道エレベータで宇宙まで運び、そこから宇宙空間へと旅をする。逆に、宇宙空間から軌道エレベータへと行き、そこからゆっくり地上へ降ろす。
って設定でした。
これってよーく考えたらとてもうまい使い方だよね。将来的には最も確立できる運用方法だと思う。

なにしろ、乗組員はキビシイ訓練しなくても良いし、大気圏突入なんて危なっかしいことはないし、何トンもの燃料垂れ流して数キロしか運べないとかもないしね。よって、かなりのコストが削減できる。ランニングコストもメンテナンスコストも両方だよ。

ただねー、はたしてどうやって数万キロものカーボンナノチューブを作るか&メンテするか。これ一番の課題。これさいクリアすれば、日本のリニアモーター技術を駆使してなんとかできる、かもしれないですね。実際、どこかの政権が選挙前にばらまいた金だけで建造可能という試算も一つのデータとして出ています。

もっとも、技術面でクリアしたとしても、その次に待っているのは政治的な問題。テロの絶好の標的♪途中で爆破されたらどうなるのかな。下の方は地上に真っ逆さま、上の方は遠心力で飛んでいき、宇宙のゴミとなる、って感じなのか、、、わからない。

それに、例えば、日本にできたとしたらアメリカ・EU連合が猛反発するだろうな。逆にEU内にできたらアフリカ・中東連合が猛反発。アメリカにできたらこりゃもうEU以外のほとんどの国が反発するだろう。

まったく、政治が関わるとロクなことにならない。

USB・Willcom03について雑記

2010 年 4 月 3 日 土曜日

ども、

題の名の通りに説明します。

まず、調べて分かったこと。Willcom03のUSB端子はマイクロUSB-ABジャックである。

AB?何それ?って話ですよね。

USBにはそれぞれAタイプとBタイプってのがあります。Aタイプはマスター側、Bタイプはスレーブ側に採用されます。簡単に言ってしまえば、PCはAタイプ、USBメモリとかマウスはBタイプってことです。

しかーし、Willcom03とかその他多くのスマートフォンはPCに繋いでスレーブとして動く時もあれば、キーボードとかを繋いで自身がマスターになるってこともあります。そんなデバイスにはABタイプってのを使います。これは、AタイプでもBタイプでもささるよっていうタイプです。

よって、Willcom03の外部電源を作る時、充電用USBコネクタはマイクロUSBのAタイプでもBタイプでもどっちでもOKってことです。まあ、決まりに従えばBタイプを使うべき所ですけどね

AVRについて雑記

2010 年 4 月 2 日 金曜日

思ったんだけど、AVRってものすごく使いやすいよね。

ライターは安く作れるし、書き込み回路は簡単に作れるし、製品選択の幅は広いし、安いし、情報は多いし、、、

実際、PICと対抗している製品って良く聞くけど、AVRの方が上なんじゃないの?

っと最近思うtomoです。

っというのも、今日はEAGLEのライブラリを整理していて、その際、ふと思ったのです。EAGLEのライブラリって良いですよね。他にも、いろんなCADを触ったことがあるのですが、ライブラリに関していえば、EAGLE最高!!(まあ、タダで手に入るってのもありますけど)

で、本命、AVRについての雑記。

書き込み方法↓

・純正ライターを使う:4000円くらいかかるけど、一番確実かつ全ての品種に対応。しかもUSB

・シリアル通信から書き込みに必要な端子を引っ張る:かなーり安上がりかつほぼ全ての品種に対応。だけどもRS-232インターフェースが必要。

・互換ライター自作:安く済むけど、ライター製作にライターが必要(自作するライター自体にAVRを使用)。PCソフト設定とかもめんどい。

・USB-シリアル変換ICを使う:二番目の方法をUSBに対応させたもの。FT232RLなどのUSB-シリアル変換ICから書き込みに必要な端子を引っ張る。かなり安上がりかつほぼ全ての品種に対応、USBももちろん対応。

お金があれば一番目の方法。一番良いのは四番目の方法だと思います。今はRS-232搭載のPCなんて滅多にありませんからね。

ちなみに、以上の方法はすべてISPと呼ばれる書き込み方法です。ほかにもパラレルの書き込みとかあるけど、滅多に使いません。

で、品種についてtomo個人的な意見

ATmega640,1280,1281,2560,2561ー俗に言うフラッグシップってヤツ。値段は高いけどそれ相応な性能。大規模向け

ATmega164,324,644,1284ーミドルクラスだけども十分使える。ってか一番使いやすい。DIPパッケージもそろってるしね。

ATmega48,88ーローエンド。性能はイマイチ。でも小さいから必要な所では重宝される。小型機器とか小ネタ専門。

ATtinyは正直、使いません。いや、もっと言ってしまうと、使っても良いけどそれ使うならATmega48,88ラインを使った方が良い、という場面がほとんど。

あえて言えば、ATtiny2313が一番一般的なライン。ATtiny261,461,861はその一つ上のライン。

ってなかんじです。ホントに個人的な意見ですねww

ARMについてまとめ

2010 年 3 月 14 日 日曜日

各社ARMマイコンについて知っている限りまとめておきます。Digi-keyで手に入る物オンリーで、

ATMEL社

ARM7コアとしてAT91SAM7Sxxxシリーズ、AT91SAM7SExxx、AT91SAM7Xxxx(イーサネット搭載)どれもUSB、I2C、UARTなどペリフェラル豊富

ARM9コアとしてAT91SAM9xxxシリーズ。JAVA向けのコア搭載。ペリフェラル多し。でも正直メモリは少ない。外部で増やすこと前提。

Cortex-M3コアとしてAT91SAM3Uxxシリーズ。消費電力テラ低い。メモリ少なめ。

STM社

CortexコアとしてSTM32F10xxxxシリーズ。品種豊富。よって、メモリやコストにあわせて選べる幅が広い。

ARM9コアとしてSTR91xFAxxxシリーズ。メモリもペリフェラルも速度も最強。

NXP社

ARM7コアとしてLPC23xxシリーズ。品種豊富。いろいろ選べる♪

ARM9コアとしてLPC29xxxシリーズ。メモリもペリフェラルも速度も最強。

Cortex-M0コアとしてLPC11xxシリーズ。消費電力は無い同然。低コスト。しかし、性能かなり低い。

Cortex-M3コアとしてLPC13xxシリーズ。Cortexならもうちょっと性能欲しいかなっという微妙ライン。

ってな感じです。

低規模製品ならLPC11xxかLPC13xxかAT91SAM3U

中規模ならLPC23xxかSTM32F10x

大規模ならSTMかNXPのARM9

まあ、一概に何が良いとは言えません。コストにあわせて選べる選択肢が多いってところがARMのいいところです。