‘電源回路研究科’ カテゴリーのアーカイブ

プリント基板はやっぱりいい

2009 年 2 月 7 日 土曜日

今日は高校卒業式だったので中学生は休み。今年卒業する52期の先輩は一番つながりがあるといってもいいくらいの先輩達です。なんといってもロボット研究部の創設者達だし。卒業おめでとうございます。二次試験がんばってください。

ということで今日は暇だった。なので、ここは暇つぶしにプリント基板製作でも、ということで今日はたくさん作りましたよー。

ADtiny-ATtiny26を使ったA/Dコンバータ

TI実験ボード-この前から苦闘しているTI製電源ICの実験基板

Mr,Sam-AT91SAM7S256を使ったマイコンボード

あとはお金貯めてP板に注文するだけです。どうやら学校の予算でオシロさん買えるっぽいので。もちろんこれらはすべて電子回路の項目で紹介するのでお楽しみに。

eagle_ti1

何とか完成

2009 年 2 月 6 日 金曜日

昨日からがんばった成果が出ました。なんとかQFNパッケージとPowerPAD付属のSOICパッケージのライブラリ製作が終わりました。疲れた、、、しかーし、これができたら基板ができたも同然。あとはテキトーに回路図書いてテキトーに基板図を作るっと言うわけにはいきません。回路図は簡単なんですが(外付けパーツがかなり少ないため)、やはり電源回路だし、スイッチング回路なのでプリント基板上での様々な振る舞い(輻射、ノイズ、位相ずれ、インピーダンス)を考えながら基板図上にパーツを配置していきます。まあ、太く短くやれば大丈夫だとは思いますが、、、それに、自動配線ではなく手動配線の方がいいかも、、、

qfn_eagle1

TIへのお願い

2009 年 2 月 5 日 木曜日

もうそろそろはじめよっかーと思ってTIの電源IC実験基板を作ってます。っとその前にライブラリデータが必要です。これがEAGLEの素晴らしいところなんですけど、、、どんだけ探してもライブラリデータがない。TI本家ではOrCADとかMentorとかのデータは配布してるんですけどなぜかEAGLEがない。ということで自作。これが大変。これの製作に一日取られるかも、、、まあがんばります。そういえばこれ作るついでに「EAGLEを使い倒す」の所も作らなければ、、、

qfn_eagle

一応?とりあえず完成

2009 年 2 月 3 日 火曜日

Willcom03用外部バッテリのケース加工終わりました。といっても穴あけるだけ。ついでに基板も完成。このサイズに充電回路と放電回路二つ付けました。

しかーし、まだチェックしてません。もしかしたら動くかもしれないし、もしかしたらノイズで死ぬかもしれないし、もしかしたらリポが燃えるかもしれません。あしたチェックします。

dsc02041 dsc02042

TIのサンプル

2009 年 2 月 2 日 月曜日

このごろTIに感動している。1/30に製品サンプルを頼んだのですが、今日学校から帰ってきたら届いてました。サンプルなのにかなり早いです。頼んだ物は

TPS63000

TPS61026

TPS61025

ADS7828

です。さて、実験基板の製作をいそがなくては、、、

それと同時に、やっとWillcom03用外部バッテリの製作始めます。というのもコイルガンのパーツが破損してしまって暇なので。なんか理論ばっかりだったので製作編も作っときます。というかもしかしたら出力回路を換えるかも。もちろんTIさんのICで

TIすげえ

2009 年 2 月 1 日 日曜日

ネットを徘徊していると、あのTPS63000を発見したのですが、そこからTIにリンクしてみると電源ICの山。電源ICカタログには感動しました。

僕はリポの7.4Vを5Vにするためリニア・レギュレータを使っていたのですが効率の悪さとそれによる発熱に困っていました。なにしろ2A流れるので。

そこでTIの出番。前からスイッチング・レギュレータは探していたのですが、ロームのBD9778は外部部品が多いし、プリント基板設計もめんどくさそうです。でも、TIの物は少ないです。しかも無料サンプルもあります。使うしかないでしょう。

ただ、問題は部品のハンダ付けと、ノイズ対策です。リフロとオシロが手に入ったら実験しまくると思うのでご期待ください。

リチウムにおける効率神電源

2009 年 1 月 24 日 土曜日

なんかかなり昔のニュースなんですけど驚いたんで書いときます。

TIが1セルリチウム二次電池用の電源ICを出したそうです。特徴はなんと言っても昇圧と降圧のハイブリッドだそうです。

どういう事かというと、リチウム電池は満タンの状態で4V、切れかけの状態で2.7Vと出力電圧がかなり変動します。これでは、3.3Vデバイスなんかに繋ぐときは一度5V位に昇圧してから3.3Vに降圧する必要があったのです。効率悪すぎ。

しかーし、このTIが出したTPS63000を使えば大丈夫。昇圧と降圧の回路をワンチップにしたとか。つまり、電池電圧が3.3V以上なら降圧、3.3V以下なら昇圧と自動的に切り替えてくれる。しかも、変換効率は最高で95%、、、出力電流1.2A、、、

でもパッケージがSON、つまり電極パッド。誰が半田付けするん?まあ、リフロでも作って電源回路研究科のネタにでもしようかな。