‘ARM’ カテゴリーのアーカイブ

FSMCによるSRAM、NAND Flash増設について

2009 年 4 月 28 日 火曜日

前回の続き&完成編です。前回はほんとにメモ書き程度だったので。

ほんで、Cortex-M3には外部バス機能としてFSMCがついてるわけです。これはちょっと特殊です。なぜなら、外部回路無しでメモリを増設できるからです。これのピン配置を理解するには少し大変ですが、一回理解すればとても便利です。

ってことで、まずはメモリ側のピン定義

[SRAM]:4Mbit=256kx16(16ビット接続)

A0-17(アドレス)

D0-15(データ)

CE(チップセレクト)

WE(ライトイネーブル)

OE(アウトプットイネーブル)

BHE(上位ビットセレクト、D8-15)

BLE(下位ビットセレクト、D0-7)

[NAND]

D0-7(データ:8ビット接続時)orD0-15(データ:16ビット接続時)

W(ライトイネーブル)

R(リ-ドイネーブル)

RB(レディー/ビジー)

E(チップセレクト)

CL(コマンドラッチアップ)

AL(アドレスラッチアップ)

FSMCとの接続

FSMC->メモリ(左SRAM,右NAND)

A0-17 -> A0-17(SRAMのみ)

D0-15 -> D0-15(共通)

NEx -> CE(SRAMのみ)

NCEx -> E(NANDのみ)

NWE -> WE,W

NOE -> OE,R

BHE -> NBL1(SRAMのみ)

BLE -> NBL0(SRAMのみ)

CLE(A16と同ピン) -> CL(NANDのみ)

ALE(A17と同ピン) -> AL(NANDのみ)

INTx,NWAIT(ピンヘッダで選択できるようにするorNWAITのみ接続) -> RB(NANDのみ)

これらのうち、NEx,INTx,NWAIT,NCxはプルアップしてください。また、100ピンパッケージと144ピンパッケージとで一部なくなってるピン(たとえば、INTは100ピンパッケージにはありません)がありますが、そこは使えないということです。

わかっていただけたでしょうか。もしわからなければ気軽に質問どうぞ。

輸入が遅くなるかも、、、

2009 年 4 月 28 日 火曜日

OLIMEXから基板も発送されて、Digi-keyにも注文した。早く届かないかなーとか思っていると、、、豚インフル?

こういうのも検疫厳しくなるのかな。ヨーロッパからは大丈夫だと思うけど、アメリカにあるDigi-keyはどうだろ、、、

っと、外国からパーツを買っていると世界情勢にも目を向けなくてはならないわけですね。

そーいえば、

今更気づいたことですけど、ARM WorldってCortexしかネタ作ってないし、今後もCortexネタしかないのでは?

素朴な疑問ww

だって、だってー、他に作る物ありますか?SAM7は弱いし、SAM9はソフトの資料少なすぎるからハードができてもソフトができない。LPCも同じくCortexほどの性能は出ないくせして値段はCortex並。ADuCも同じ、、、ってな感じです。

マジでCortex Worldに変えるべき?ま、いいや。ARMの方がやっぱり知名度的に見て上ですからね。

Cortex-M3だけじゃおもしろくないんで、Cortex-RとかCortex-AとかQFPで安いの出ないかなー

Cortexにおけるメモリ増設について

2009 年 4 月 26 日 日曜日

フレームバッファ製作において、Cortexとの外部メモリ接続についてちょっと手こずったのでメモしておきます。

まず、Cortexには、従来のバスとは違うFSMCというバスが搭載されています。

これは、ユーザーが外部回路無しで簡単にメモリを繋げるという物です。

ほんで、メモリ接続にはバスを使うんですが、バスとは

アドレスーCPU->メモリ

データーCPU<->メモリ

でできています。

そのうち、8とか16とか32とかいうのがデータです。つまり、何ビットの幅でデータを送受信できるかっということです。ピンはDxxです。

アドレスは、CPUがメモリのどのアドレスを指定するかっということです。つまり、容量が増えれば増えるほどこのピンは多くなります。ピンはAxxです。

Cortexには26本のアドレスと16本のデータがあります。つまり、16か8ビット接続で、最高2の26乗までのアドレスを表現できます。

ってかまともな解説書いたのこれが初めてww

やっぱCortex

2009 年 4 月 20 日 月曜日

なんでなんだ、SAM9の資料がほとんどない。ってかまったくない。

ま、要するに、Cortexが一番いいってことですよ。特に、携帯端末における省電力性においては、、、

ってことで、Cortex+PSPの画面で携帯端末作ります。ロボットのデバックなんかに使える物を。ってのは、フレームバッファをつくろってことになったのと、ロボットにデバック用のLCD載せるのが面倒だからです。zigbeeぐらいで内容を飛ばして。

ってことは、HDLをマスターしなくてはならないのか、、、あー忙しい。ま、HDLできれば他ほとんど何でもできますからねww

ま、がんばります。

デュアルディスプレイでEAGLE

2009 年 3 月 14 日 土曜日

久しぶりです。一週間更新なし。勉強してました。っと言うことにしといてください。いやー、結局、テスト終わったら食堂でspiralrayと3時くらいまで色々しゃべってるわけで、、、そこそこの成績は維持しつつ、、、(たぶん)

で、まあ、色々アイデアふくらませたり、早過ぎるも次のロボカップのこと考えたりと。なんかARMが正式採用されそうで。

今日はやっと部活ができたのでまあ色々してたわけですよ。思い出したり。で、eagleが持ってきたいらないディスプレイが部室に転がってるではないか、、、使ってあげましょう。ということで、Cortexの設計開始。

ノートパソコン画面に回路図、外付け画面に基板図

もうサイコー。使いやすさ抜群。なんと言っても部品の番号がいちいちウィンドウ切り替えずにすむのが嬉しすぎです。

ということで、明日には完成すると思います。というかさせます。spiralrayに殺される。コンパイラがんばってもらってるんだし。

あ、あと、AT91SAM7はクビです。色々話し合った結果、使う必要がないとわかりました。理由は

AT91SAM9XEの発見

SAM7の規模ならADuCの方がハイスペック

ということです。つまり、Mr.SAMはAT91SAM9XEになるということです。

は~。つまり、三つ設計しろと言うことですか。それとディスプレイ用フレームバッファも、、、忙しい。

そういえば、EAGLEを使い倒す、と、コイルガンが置き去りにされてるのは気のせい?要するに優先順位ってやつですよ。早めにSAM9作ってプログラムやらせとく。そのあいだにちょっとガラクタいじり。

神降臨ーAT91SAM9XE512

2009 年 2 月 27 日 金曜日

なんかネット徘徊しててATMELのページへ行くと、、、神がいました。AT91SAM9XE512

ほんとに神です。高性能すぎです。ってか200MHz超えとUSBホストって、、、しかもDigi-keyで約2000円。

そこで友達が

パソコンつくらね?

作ろうぜ友よ。パソコンとは行かずにマルチ端末程度にはなるのではないでしょうか。USB読み込みでPDF出したり、マルチメータ、オシロ、ロジアナ、スペアナをオンボードにしたり、、、などなどエンジニアに一台欲しい携帯端末です。

まじめに計画始まりそうです。ってかもう始まってるかも。